「中国におけるフィルタリングの実際」というブログ文を見つけて非常にラッキーと思う。以前からこのテーマに関して何かを書きたかったが、この著者は中国でレンタルサーバービジネスを展開している業界人なので、客観的、且つ分かりやすくその実状を解説してくれいる。
このブログで取り上げる予定の和菜頭というブロガーも、そのフィルタリングの被害者の一人である。
今年の8月中旬、彼は自分が海外サーバーに置かれているブログにアクセスできなくなったことに気づき、自分がブログを置いているプロバイダーがGFWによってシャットアウトされたことを悟った。
彼はその時の心情を一篇の美文に纏めた。とっても感傷的で、涙を誘う文章なのだ。
そのタイトルは『記念BLOGGOING』。一部抜粋をどうぞ。
自分の国内のブログに、愛読者の皆さんがコメントを転載してくれて、やっと沢山の読者がBLOGGOINGに置いている僕のこのブログを未だに見ている事を知りました。大変に感動したと同時に、非常に悲しくなりました。
事実、BLOGGOING全体がブロックされたので、国内において、通常なやり方ではアクセスできなくなりました。こうした状況の中で、僕は皆に言う言葉を見付からず、とってもとっても申し訳ないが、僕は長い時間を掛かって、やっとここにたどり付くことができるので、これからは皆が僕を見に来て頂くしかなく、僕がここに来て皆さんに会うことは、もうありません。
本当の話、皆さんのことはとっても羨ましい、あなた方は入って来られるが、僕はもう外には行けません。
若し僕のブログを見たいのだったら、下記のサイトにアクセスして下さい。
http://www.hecaitou.net/ (和菜頭トッドnet、これは僕のメインサイトです。)
http://www.caobian.info/(海外に置いているBLOG、ヨーロッパに居る皆さんには早いと思う。)
僕のネットファイティングを見たければ、ここをアクセスして下さい。
Bullogの和菜頭BLOG
何を言ったら良いのかな。漫画『小倩』(『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の漫画版)の中で、小倩が「投生の門」を通り抜ける寸前、寧采臣に言った「ゼッタイ私を探しに来て下さいね。私の家は北の村にあって、家の前にはとっても大きな桃の木が植えてあるの、ゼッタイ探しに来てね。」今の僕に言えるのはまさに、「僕を訪ねて来てね。家の前には、とっても大きな菜頭が描いてあるの。」
あなた方に祝福を捧げましょう。自由にインターネットにアクセスできる人々に祝福を。最後に一つお願いがあります。僕らを、同胞としての僕たちを忘れないで下さいね。
仕事の関係上、彼は最近麗江に駐在しており、毎日目の前にある玉龍雪山の風景を撮影し、掲載してる。これは11月8日に撮影されたものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿