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中国の司法機関の法律意識と人権意識の薄さを象徴する出来事として、11月29日の深圳での買春撲滅キャンペーンを取り上げたが、今度は河南省の省都鄭州市でまた同じようなことが起きた。
12月5日、市の公安当局は納税拒否をした二人を公開逮捕し、当事者をトラックに載せ、街中を練り歩いた。
逮捕されたのは馬と任の二人で、馬は飲食店を経営、任はその店の従業員である。
罪状は脱税のほか、徴税に来た税務員に対し、包丁を手に脅したとのこと。
法律に従って納税するのは市民の義務であることは言うまでもないが、公安当局がおこなったこのような時代を逆行するデモストレションは法律の尊厳を守るところか、法律を執行する者の法律観念のなさを浮き彫りにしている。
香港の『明報』の報道によれば、前回の深圳の街頭キャンペーンについて、中国婦人連合会は人権侵害と法律無視として、中国公安部に抗議し、当局は地元担当幹部の責任追及が始まっているところだ。