台湾南部の地震による海底ケーブルの損傷で、台湾や中国をはじめとするアジア各国で27日、国際電話やインターネットがつながりにくくなるなどの影響が出た。
台湾の中央通信が通信会社の中華電信の話として伝えたところによると、主要な4つの国際海底ケーブルのうち2つは使用不能の状態。同日午前の段階で台湾からの電話がつながる率は米国向けが40%、日本が10%、中国大陸が10-15%にとどまっている。中華電信はケーブル修復に2、3週間かかるとしている。
韓国では回線障害の影響で、国内のシティバンクとHSBCで現金自動預払機(ATM)、ネットバンキングの機能がまひ。韓国外換銀行と国民銀行でも、ソウルの本店と中国やオーストラリアなどにある支店の通信に障害が発生した。
香港では域外への電話などがほとんどつながらなくなり、インターネットを使った株取引に影響が出た。北京市内の大学講師(29)は「朝からネット検索がまったくできなくなった」と語った。
ベトナムに駐在するホンダベトナムの社員は「日本との直接回線を使用しているテレビ会議ができず、28日に延期になった」と話した。(共同)
このニュースに一番敏感なのは、やはり日ごろ活躍しているブロガーたちだった。
海外サイトへのアクセスが中断してすぐに、中国政府によるGFWの強化、ないしはテストだという憶測が流れた。
中国で活躍するアメリカ人ブロガーは故障中の第一声に:No panic, it is not the internet censor who stops you from viewing your favorite websites this morning, but most likely yesterday's earthquake near to Taiwan.とある。やはり最初は疑っていたのだ。
和菜頭は、この故障をSARSの逆バージョンと捉え、SARSは人々を実生活からネット社会へ追う込み、今回はネットから離れて、実社会へ入り込む隙を与えてくれたと評する一方、Sinaネットが人々にProxyサーバーの使い方を教えることに喜んだ。なぜなら、Proxyは平常時、ネット検閲の回避には有効なのである。
何事も笑い飛ばそうとする王小峰は相変わらず皮肉たっぷりだ。彼が曰く「何事も慣れなんだ。今のうちに所管部門が外へのアクセスを遮断すればいいのに、折角のチャンスだ。きっとそのうちに皆は慣れる。」と。
12/28/2006
12/25/2006
雷鋒ブランドのゴム
一昔、「雷鋒」は共産党が統治下の社会主義中国の道徳的象徴であった。
貧しい農民の家から、解放軍に入隊した彼は、『毛沢東語録』を常に携行し、暇さえあればその学習に精を出してた。
毛沢東思想を習得し、消化した彼は、貧乏な人にはお金を寄付するなど、様々な良い行いを実践した。
ある時、自動車運転手である彼は任務中に、何故か倒れた電柱の下敷きに...
彼の身辺整理に当たった戦友が彼の日記を読んでみると、あらま、『毛沢東語録』の学習した感想と、自らやった善行が詳らかに記録されてあった...
一夜にして、彼は全国人民の模範とされ、毛沢東と時の右腕だった林彪の大号令の下で、中国人は競うって善人になろうと様々な良い行いをした。
自分としては、「雷鋒叔父さんに学ぼう」というキャンペーン中で、(中学校の)同級生が親からもらった小遣いの一部を拾得物として先生に差出、先生に褒められたという記憶が未だに残ってる。
彼は生前、色んな講演も行っていた。その内容の大半は、国民党時代の生活苦の記憶や、共産主義制度の優越性を謳えていた。しかし、その講演の中では、自分の母ちゃんの死に方に関する記述さえ数通りあって、ゴロゴロ変わっていた。
時が流れ、「雷鋒叔父さん」は過去の人。今や中国のBBSでは、その死因までもが皮肉られ、「本当は間抜けなヘマをしたんじゃない」と。
極め付きはこれ、「雷鋒コンドーム」。使う者は皆善人だということか。
値段はというと12元で3個入り、ほかのブランドより物によっては、数倍高い。
「雷鋒」が象徴する共産主義精神は何処に...
密かに思うが、あの時代にして、あの風潮の中で、「雷鋒叔父さん」は死ぬまで童貞だった可能性は無限大。
貧しい農民の家から、解放軍に入隊した彼は、『毛沢東語録』を常に携行し、暇さえあればその学習に精を出してた。
毛沢東思想を習得し、消化した彼は、貧乏な人にはお金を寄付するなど、様々な良い行いを実践した。
ある時、自動車運転手である彼は任務中に、何故か倒れた電柱の下敷きに...
彼の身辺整理に当たった戦友が彼の日記を読んでみると、あらま、『毛沢東語録』の学習した感想と、自らやった善行が詳らかに記録されてあった...
一夜にして、彼は全国人民の模範とされ、毛沢東と時の右腕だった林彪の大号令の下で、中国人は競うって善人になろうと様々な良い行いをした。
自分としては、「雷鋒叔父さんに学ぼう」というキャンペーン中で、(中学校の)同級生が親からもらった小遣いの一部を拾得物として先生に差出、先生に褒められたという記憶が未だに残ってる。
彼は生前、色んな講演も行っていた。その内容の大半は、国民党時代の生活苦の記憶や、共産主義制度の優越性を謳えていた。しかし、その講演の中では、自分の母ちゃんの死に方に関する記述さえ数通りあって、ゴロゴロ変わっていた。
時が流れ、「雷鋒叔父さん」は過去の人。今や中国のBBSでは、その死因までもが皮肉られ、「本当は間抜けなヘマをしたんじゃない」と。
極め付きはこれ、「雷鋒コンドーム」。使う者は皆善人だということか。
値段はというと12元で3個入り、ほかのブランドより物によっては、数倍高い。
「雷鋒」が象徴する共産主義精神は何処に...
密かに思うが、あの時代にして、あの風潮の中で、「雷鋒叔父さん」は死ぬまで童貞だった可能性は無限大。
張芸謀のフェッチ志向が変わった
映画監督張芸謀
張芸謀による2004年五輪アテネ五輪閉幕式の演出
張芸謀新作映画『黄金甲』の主役コン・リー
アカデミー賞を狙って、劇作家曹禺の『雷雨』をヒントに創られた大作だが、米国ではR級指定。
一部の評者は、殺戮の現場だった広場を花で覆い尽くす発想に1989年の6.4事件に思いを馳せる。
まあ、さすが農民的審美を代言する張芸謀。ロリコンの足フェッチから大人の巨乳へ、多少は健康的になったかも。
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