11/19/2006

テレスクリーンはOnにしたまま

今月12日頃、Wikipedia中国語版の解禁が報じられた。

当時から、私はそれが非常に胡散臭いと思い、国内にいる友人と一緒に確かめてみた、その結果、中国政府に不都合な項目、例えば「六・四事件」とかへのアクセスはやはり阻止されていた。しかし、その項目の中にある写真へのアクセスは出来てた。

米国国営VOA放送も、16日に中国語版Wikipediaの解禁を報じた。

そして次の日、17日にはなんと、Wikipedia中国語版へのアクセスは再び全面禁止となった。中国本土にいる人々にとって、Wikipedia中国語版は、もう一回存在しなくなったのだ。

良く調べてみると、なにやら、2003年9月から着工した「金盾プロジェクト」(Golden Shell Project)が、11月16日に、一期目の工事が終了したと言うのだ。と言う事は、やっぱりWikipedia中国語版の限定解禁を試してみて、結局本番ではそれを諦め、全面封鎖にしたのじゃないか。

報道されたところによると、現在完成した部分でも、警察官100名に40台のPCが割り当てられる事になっている。

40台も!何でそんなに必要なんだ? 何もこんなところで贅沢しなくでも...

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