11/11/2006

『成都よ、今夜は俺の胃腸を痛めつけ給え』

陳暁卿は中国中央テレビ局CCTVに勤めている。

彼はドキュメント番組の制作全般が本業だが、現在は『見証』という深夜で放送されるドキュメントシリーズ番組のプロデューサーだ。

仕事柄、彼のブログ更新時間は大体午前3時前後になる。深夜族の私にとっては、すごく都合がいい。なにしろ、そろそろ眠たくなるという時に、陳さんが出稿したばっかりのほかほかの文章を読むのは、とっても楽しくて、美味しいなのだ。

というのは、陳さんの場合、大変な美食家であり、旨い物にあり付けることに関しては、頼りになる友たちがいたるところにいるので、当たり前といえば当たり前だが、とっても感心させられるのは彼の場合、食べた後の感想文が天下一品の美文なのだ。

後ほどその中から一篇を選んで、慎重に紹介して置きたいと思っている。

成都がいかに美味しい町なのかを謳歌した短い文章、そのタイトルは『成都よ、今夜は俺の胃腸を痛めつけ給え』。

このタイトルの原文は『成都,今夜请将我吃伤 』、数年前に中国ネット上で流行っていたエロっぱい小説『成都,今夜请将我遗忘』(成都、今夜から俺の事をを忘れたまえ)をチャカしている。

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